今回紹介するゲームは風雲幕末伝です。
2005年に元気から発売された歴史アクションゲームです。
時代としてはゲームタイトルの通り、江戸時代の幕末を扱っています。
このゲームは風雲新撰組の続編です。
前作は新撰組のみで、ストーリーが油小路事件までで終わるので消化不良というか「え?ここで終わり?」みたいな感じがあったのですが、今作は違います。
前作とは異なり、佐幕編と倒幕編の2種類を楽しめます。
プレイヤーはどちらかを選んで、オリジナルの主人公を操作していきます。
佐幕編の場合はデフォルトネーム「秋月小次郎」
倒幕編の場合はデフォルトネーム「宮本宗助」
※名前は変更可能
佐幕編は新撰組の一員として、倒幕編は尊王攘夷志士として、歴史上の人物たちと関わりながら活躍していきます。
難易度は易しいと普通があり、普通でしか入手できないアイテムがあります。
倒幕編、佐幕編それぞれでクリアデータの引継ぎが可能なので、
最初は易しいでプレイして剣技の習得やステータスの強化をして、
2週目で普通を選ぶのが楽だと思います。
進め方としては、様々な任務を選択してそのステージをクリアしていき、一定の条件を満たすと(経過日数やクリア任務数など)重要任務や特命任務といった特殊な任務が出現します。
これらの特殊な任務をクリアしていくことでストーリーが進行していきます。
重要任務は一定期間で消えてしまうものもあります。
特命任務は次の章へ進みます。
逆に言えば特命任務をクリアしない限りストーリーが進まないので、ひたすら自由任務をクリアして、ステータスを上げることもできます。
敵をただ倒すだけでなく、囮任務や捕縛任務、追跡任務などもあります。
また、町の人間に話しかけることができます。
アクション部分は基本的には剣術で敵を倒していくだけです。
剣術は上段、正眼、下段、八相の4つの構えがあります。
このうちの二つをセットして、戦闘中に切り替えることができます。
各構えに剣技だけでなく、仕掛け、崩し、防御、受けなどがあります。
例えば「崩し」は相手の防御を崩して攻撃する技です。
「受け」は相手の攻撃をタイミングよく受けて反撃する技です。
こういった技には消費ポイント(熟練度)があり、自身の熟練度上限内で各技をセットしていくことができます。
また、槍術、銃剣術というものもあります。
納刀中のみ使える抜刀術もあります。
ストーリーモード以外にも対戦モードや偉人録モード(歴史上の人物としてその人物の史実を体験する任務をクリアしていくモード)などもあります。
幕末が好きな方や、幕末をよく知らないけどゲームを通して少しは知ってみたいという人にはお勧めのゲームです。